2016年11月14日

エアータービン

エアータービン
歯を削るための道具エアータービンというものがあります。エアーで風車を回して、毎分30~40万回転して歯を削ります。
エアタービン掃除機とは、ブラシが、掃除機自体の吸い込む空気の力で回る掃除機のことです。回転を生み出して、ゴミを吸い込む力をUPさせる点は、自走式と変わりませんが、やはり、独自にモーターを搭載している自走式の床ブラシに比べるとパワーは劣ります。
また、エアタービンブラシの場合は、ぴたりと床につけていないと回転しません。絨毯だと回転しずらい、サイクロン掃除機、いわゆるフィルター掃除機だとフィルターが詰まったときに吸引力が低下し、ブラシが回らなくなるということが発生します。
エアタービンの長所
回転がいい時は、よく吸い込みます。
床ブラシ自体が軽いです。
床ブラシ自体が安いです。
メンテナンスが楽にします。
床ブラシ単体で考えると、壊れる心配がほぼありません。

エアタービンの短所
フィルターが詰まると、全然回転しないし、ゴミを吸い込みません。
ブラシがゆがんでしまうと、吸い込みよくても回転しません。
キューンって音が多いですが、ちょっとうるさいです。
床に密着していないと回転しません。
タービンでは唾液や血液を撒き散らすリスクが高いので治療用のイスでは
5倍速コントラという道具を使用しています。

削る予定ではない患者さまをクリーニングのイスで
急きょ調整しなければならない時などにタービンを使用しています。

2日で1回使うかどうかなんですが。。

オイルも器械でしっかり管理し、
滅菌もガス滅菌で壊れにくいように工夫しているんですが(オートクレーブ)。
エアーターピンの注油
タービン本体をカップリングジョイントから取り外します。
スプレーの先に各社仕様のノズルを押し込みます。
スプレーノズルがしっかり装着されないと、オイルがスプレー缶側に出てしまうことがありますので確実に押し込んでください。
パナエアー /パナエアーΣ / パナMAXへの注油はPA用ノズル(パナスプレープラスに付属された三角形状のノズル)をご使用ください。
ノズルをタービン本体後部(カップリング゙側)に差し込みスプレーします。
ヘッド先端部よりオイルが勢いよく噴出するのを確認してください。
ヘッドから出てきたオイルが汚れている場合は、汚れたオイルが出なくなるまで注油を繰り返してください。
チャックは週1回程度のメンテナンスが必要です。



Posted by yokata at 09:16│Comments(0)歯科機器
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