2017年03月25日

歯周病とは?

歯周病は歯のまわりの組織(歯周組織)の病気で、細菌によって引きおこされる感染症です。歯周組織のハグキ(歯肉:しにく)が赤く腫れたり出血したりする歯肉炎と、炎症が進み歯を支えている骨(歯槽骨:しそうこつ)までもが吸収され、歯周組織が破壊される歯周炎を総称して歯周病と言います。

歯周病が進行すると、歯肉や歯槽骨などの歯周組織が破壊され、歯が揺れて噛めなくなり、最後には歯が抜け落ちてしまいます。このようなことから歯周病は、『歯周組織』を破壊していく病気と言えます (超音波スケーラー)。


歯周病の予防と対策

歯周病の対策には、ブラッシングによるお口の中の清掃(プラークコントロール)により歯周病の原因であるプラークや歯周病菌を取り除くことが必要です。また、ブラッシングだけではみがきにくい奥歯や歯間部のプラークには、デンタルフロスや歯間ブラシ、液体ハミガキや洗口液の使用が有効です。

生活習慣も重要な危険因子なので、タバコを吸う、疲労やストレスをためる、よく噛まずに食べる、間食が多い、つい夜ふかしをしてしまうということが続かないように気をつけましょう。さらに、歯周病は全身状態とも深い関係がありますので、歯周病と全身状態の両方をうまくコントロールしていくことも大切です(歯科ハンドピース)。  


投稿者: yokata ◆ 15:27コメント(0)