2015年03月19日

拡大鏡について

普段の診療にほぼ毎日、毎回、使用しております。
歯科用ルーペ2.5倍と5倍の2種類があります。
5倍に拡大すると大きく見えるのはいいのですが、視野が狭くなるため、2.5倍と5倍を使い分けています。
むし歯の治療や根管治療、歯石除去までほぼすべて拡大して診るようにしています。
特に根管治療は拡大して見ることは不可欠です。
根管治療は歯の根の中の治療なので、ほとんどが見えていない中で手さぐりの感覚と電気的根管長測定器という機械を頼りに行う治療です。だからレントゲンを頻回に撮影する場合があります。見ることができないからです。
そのため、見えるところは、拡大してでも徹底的に見ることが重要です。
できればマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を導入して見るのがベストですが・・・。
もう少しコンパクトなマイクロスコープは開発されないのでしょうか?
しばらくは拡大鏡で頑張って診療します。



Posted by yokata at 16:30│Comments(0)
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