2015年07月29日

むし歯の治療の流れ

むし歯が歯の表層に限られる場合は、削らず再石灰化を期待します。むし歯が大きくなると歯を削り、詰め物やかぶせものをつける治療を行います。むし歯がさらに進行して歯髄(しずい)に達すると、歯髄を除去(抜髄(ばつずい))する必要があります。その場合の多くは土台をたててかぶせ物をする治療が必要になります。

1. 削る必要のないむし歯の場合
むし歯(う蝕・う蝕症)は、口の中にいる細菌が酸を出して歯を溶かす現象です。この現象を脱灰と呼んでいます。
むし歯の原因となる菌はミュータンスレンサ球菌と乳酸桿菌がその代表的な菌とされています。ともに砂糖から主として乳酸をつくる能力を持った菌です。またミュータンスレンサ球菌は水に溶けない歯垢(プラーク)を作る能力を持っています。このように細菌によって作られた酸によって歯が溶けてゆきますが、初期の段階では溶けた部分が元にもどることがわかってきました。この現象を再石灰化とよんでいます。
歯が溶け始めるとき、歯の表面ではなく歯の中から溶けてゆきます。この溶けた部分を表層下脱灰層と言います。歯の表面にあるエナメル質は主にカルシウムとリン酸からできていて、このカルシウムが酸によって溶け出します。しかし唾液中にはカルシウムがあるので、そのカルシウムが表層下脱灰層に入り込んで溶けた部分を埋めてゆきます。このように歯は脱灰と再石灰化を常に繰り返しています。

2. 削って詰め物をする必要がある小さなむし歯の場合

砂糖を頻回に摂取したり、歯を磨かないと脱灰が進みます。また表層下脱灰層はある程度以上大きくなると、表面のエナメル質が割れてしまい大きな穴になってしまいます。(マイクロモーター)

この状態になるともう治ることはありません。大きな穴があいてしまった後は従来の削って詰める治療法になります。むし歯がエナメル質や象牙質までの範囲のときはむし歯の部分を削り取り、その部分にレジンと呼ばれる合成樹脂を詰めます。
レジンは歯とほぼ同じ色ですので、特に前歯で審美性が要求される場合や、むし歯の穴が小さいときには、レジンが多く用いられます。また特殊な光を当てることによってレジンが固まりますので、口の中で直接レジンを詰めて固まらせることができます。つまり型を取るなどの工程が必要ないので、一般的には一回の治療で終了します。

3. 詰め物やかぶせ物を口の外で作る大きなむし歯の場合
むし歯の範囲がある程度以上大きくなってしまうと、その穴に直接詰めることが難しくなってしまいます。このような場合は、型をとってその型に石膏を流し込んで歯の模型を作製します。この模型を使って金属などの詰め物やかぶせ物を作り、それを歯に詰めます。

4. むし歯の範囲が歯髄まで到達してしまった大きなむし歯の場合

むし歯が歯の表層に限られる場合は、削らず再石灰化を期待します。むし歯が大きくなると歯を削り、詰め物やかぶせものをつける治療を行います。むし歯がさらに進行して歯髄(しずい)に達すると、歯髄を除去(抜髄(ばつずい))する必要があります。その場合の多くは土台をたててかぶせ物をする治療が必要になります。(ホワイトニング機器)  


投稿者: yokata ◆ 18:44コメント(0)

2015年07月16日

今日は…(о´∀`о)

今日は月に一度の温泉デートの日です。
楽しみだー\(^^)/

7月15日 休みの日のお昼ごはん




手抜き感ありますね(^^;
諸事情により睡眠時間が3時間半くらいなのです。
今日普通に5時のアラームで目覚めた自分がすごいと思いました。笑

相方さんの連休も今日で最終日です。
昨日までの4日をほぼ資格取得の勉強とかに費やしていたので本人は
全然休み足りてないようです(・・;)   


投稿者: yokata ◆ 15:59コメント(0)

2015年07月14日

歯がなくても食事は一応できます。しかし、問題はあります!

歯が無くても食事ができる方は勿論いらっしゃいますが、実際は本当に問題がないかというと、ないわけではありません。全ての歯がない人で、入れ歯を装着していない方の多くは舌ですりつぶしながらの食事となります。ですから軟らかいもの、流動食しか食べることはできません。入れ歯を入れるということは、どうしても違和感を感じます。それが嫌だったり、入れ歯を装着するのが煩わしいといった理由で、入れ歯が必要な状態でも入れ歯を装着していない方もいらっしゃいます。ですが、体の健康・栄養面を考えると、入れ歯や繋がったかぶせ物を装着することが望ましいです。
また、歯が無くなってしまうと食事は歯肉でするため、歯と違って歯ぐきは歯ごたえ等の細かい感覚が判りづらくなります。全てを舌で判断・判別しているわけではないのです。例えば、そばとうどんの違いが判りにくくなってしまいます。どんな食事でもおいしく食べれるようにするためにも歯をなくさないようにしましょう。(マイクロモーター)
歯がないと、食事だけでなく、話すことも億劫になったり、口を動かす行為自体が減ります。口を動かす、噛む、という行為は、脳への大切な刺激です。
神経がある歯を一本でも多く残すことが望ましいのですが、なかなか難しいことです。歯を失ってしまったら、放置せず、入れ歯・インプラント・ブリッジを歯科医院で検討して下さい。そして、常日頃から、定期的に歯科に通うという習慣を身につけていただきたいというのが歯科医師として心から思うことです。私の歯科医院に来て欲しいということではないですよ。
ご自身の歯を意識する、ということは、自分自身に目を向ける、ことになります。生きるために、食べる・飲む・呼吸する・話す・笑う・・・すべての始まりは「口」です。歯を意識するというこは、お口の中を意識するということと同じです。何事もスタートが肝心です。心身の健康は、お口の健康から、というのは決して言い過ぎではないと思います。(歯科医療機器)  


投稿者: yokata ◆ 16:40コメント(0)

2015年07月02日

続いてパン作り



カボチャパンが上手くいったので、また作ります。

ハムエピにする予定

強力粉 180g

元種 60g

塩 4g

砂糖 15g

水 90g

分量はなんとなく、です。

午後5時一次発酵開始。
今回はどのくらい時間がかかるかな?

一度目のカンパーニュでは、似たような分量で3時間で倍になりました。

昨日のは牛乳や卵、油分が入って柔らかめの生地だったので、そうした違いのせいなのか、出来たばかりの酵母とかけつぎをした酵母の違いなのか?

昨日今日と120g酵母を使ったので、先ほどまたかけつぎをしました。
強力粉と水をそれぞれ50gずつ。

画像の瓶だと溢れそうなので、一回り大きな瓶(初めに元種を作ったのと中間くらいの大きさ)に移しました。
移し替えの瓶は、一応煮沸消毒しました。

※追記1

5時間ちょっとで一次発酵を終わらせました。
見た目倍にはちょっと足りないかな?という膨らみ加減なうえに、昨日のカボチャパンよりベタベタしない生地のはずなのが、かなりべたつきます。
どうしてだろう・・・。

ハムエピは半分の生地をさらに半分にして2つ。
残り半分は4分割してウィンナーロール4つに成形して、今二次発酵中です。

うーん。
どうなるかな。

※追記2

ウィンブルドンテニス大会の中継を観ながら・・・。

二次発酵はまたオーブンの発酵機能で40分ほど。
何とかそれらしい大きさになりました。

焼成温度が190度では低かったのか、ウィンナーロールの焼き色が薄いです。
エピは途中から195度に上げたのでちょっと良い色に。
焼成時間は16分~17分です。
  


投稿者: yokata ◆ 16:13コメント(0)

2015年07月01日

ムサシアブミが結実

ムサシアブミ(Arisaema ringens)が結実していた。この種子が完熟したら別の鉢に播種して育ててみようかと思っている。




江戸時代の書籍を調べていたら,「クマガエソウ」との記述があり,その説明として「ムサシアブミ」と書かれているものを見つけた。非常に興味深い。  


投稿者: yokata ◆ 15:29コメント(0)