2015年01月19日

喫煙率0%ならば歯周病は6割減

喫煙率が下がると歯周病有病率も下がることが分かった。

 スウェーデンにあるカロリンスカ研究所のヨナス・ベルクシュトローム氏が、歯周病の国際誌であるジャーナル・オブ・クリニカル・ペリオドントロジー誌2014年10月号で報告している。
喫煙と歯周病には明らかな相関関係
 研究グループは、スウェーデンで喫煙率と歯周病の罹患率の関係を検証した。喫煙習慣に関するスウェーデン国家統計から、国内喫煙率を抽出した。

 1970年から2010年の喫煙率を基に、40歳から70歳の年齢層で、たばこを吸っている人の多さを数値化して2.0から20.0という範囲の中で歯周病の人の割合がどう変化するかを分析した。(口腔内カメラ)

 年齢層ごとの人数の変化を調整した喫煙率は1970年に44%だったのが、2010年には15%に下がった。

 たばこを吸っていると歯周病が10倍になるという前提を置くと、1970年から2010年の間に歯周病にかかっている人の割合も26%から12%に下がった。たばこと歯周病の関係は明らかと研究グループは見ており、歯周病の人はこの40年代で半減から5分の1に激減しているという。

 仮にたばこを吸う人がいなくなると、1970年ならば歯周病の人は8割ほどの減少、2010年には6割ほどの減少になると計算できた。(超音波洗浄器)

 歯周病は喫煙率に左右されるようだ。



Posted by yokata at 13:05│Comments(0)
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